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坐骨神経痛による夜中の痛み

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。

今日は当院に来院されました坐骨神経痛と夜中の痛み」の症例を報告します。



60代 男性 自営業


北杜市白州より来院されました患者様です。


◎医師より手術の打診がありましたが、回避できました。



既往歴:7年前によく似た症状



現病歴:薪割りで腰に軽い痛みがでて、湿布薬で安静にしていたが悪化。


近くの整形外科で治療を受けていたが症状はさらに炎症し、


 長引く痛みに不安が募り、「トリガーポイント療法」を検索し当院を受診。




医師の診断:「脊柱管狭窄症より坐骨神経痛を併発している」




治療:薬、湿布薬、腰患部に赤外線照射



現在のお悩み:夜眠るとき痛みがとれない。にぶい痛みがカラダに堪える。



施術1回目:「痛みが和らぐ姿勢や動きがあるのか・・・」
      「夜中の痛みは内臓からのものではないのか・・・」
      「寝るときの身体の向きを確認」



以前、大腸のオペをしているとのことで、内臓関連に不安がありましたが検査に行ってるとのことで、


筋・筋膜性疼痛と疑い「トリガーポイント鍼療法」を行いました。




この患者様で疑いが強く感じたのが【小殿筋トリガーポイント】です。




どうしてこの筋肉を疑ったか・・・・




【同じ姿勢が堪える!】との患者様の声から、関節自体を支える役目をする抗重力筋と呼ばれる


筋群が一番悪くなっている疑います。



脊柱管狭窄症からの坐骨神経痛であれば、安静にしていれば軽減しますが、



「同じ姿勢で安静にしているのがつらい」



となると、


違った予測が必要です。



施術後:小殿筋トリガーポイント特有の反応


「発生源認知と呼びます」がいまひとつ感じられなく、


患者様にも説明をしました。


「○○さん、今日はこちらの筋・筋膜を疑い

トリガーポイント療法を行いましたが、鍼自体の反応がいまひとつでした。」



「マッサージツールでの筋膜リリースが気持ち良いとのことですので、


次回も同じプランで4~5回来院してください」




次回の流れと施術方針を承諾していただき3日後に2回目。



2回目:問診



前回の施術後夕方くらいまで、「筋肉痛のようなこわばり」がありましたが、


痛みがスーッとぬけて夜も気になるレベルではなかった。


ただし、土、日ともに夜の痛みがあるが寝れる。


施術:前回と同じ筋にアプローチ。




3~4回目:痛みが10→3に軽減。


  
「手術が回避できそうです。」と喜びの一言。


施術期間を少し空けてみましょう。と提案。





5回目:夜の痛みなし。薬も飲んでいない。



鍼治療ではなく、身体のバランス整える整体を行いました。



ゆがみの調整ポイントは足首。


白州からの来院でしたので、



「とりあえず様子をみて経過が良くないようでしたら、


連絡して下さい。」

施術終了となりました。


■総括■

手術を回避できたことが、まず一安心でした。

「小殿筋トリガーポイント」はよく坐骨神経痛と間違えてしまうケースがあります。

早めの来院が功を奏した症例でした。





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