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手のしびれやむくみは筋膜にある!!part3手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。


今日のテーマこちらです。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part3



40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



前回のブログでの続きとなります。




■おさらい・・・



①手のしびれやむくみ、冷感などに悩む人は、なで肩の女性が多い。


②胸郭出口症候群で引き起こすケースが大半を占めている。


③「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある


➃首(頸椎)から起きるヘルニアの圧迫よりも胸郭出口症候群を評価する必要がある。




と言うような説明をさせていただきました。





本日は「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。





1つ目の肋鎖間隙(ろくさかんげき)を説明します。



まずは、腕神経叢(わんしんけいそう)の部位を確認してみましょう。











■腕神経叢とは・・・




頸椎5番から胸椎1番までの神経の根が集まり(吻合)、腕の運動や知覚に指令を出すために手部に向かう



集合した叢を「腕神経叢」と呼びます。



腕神経叢が首から手部にかけて走行する道は長く、いくつかの障害があります。



最初の障害が斜角隙(しゃかくきんげき)です。




この障害に関与する筋・筋膜は、前壁が前斜角筋、後壁が中斜角筋と呼ばれる筋肉です。



次に神経が圧迫される可能性のある箇所が肋鎖間隙と呼ばれる部分です。






図を見てもわかるように鎖骨と第1肋骨の間のトンネルを肋鎖間隙と呼びます。


鎖骨と肋骨の間に、神経・動脈・静脈が併せた走行があり、圧迫されると、



しびれやむくみ、痛みを引き起こします。



■どうして肋鎖間隙が神経の走行を障害するのか・


原因はデスクワーク時の不良姿勢です。






長時間の不良姿勢でのデスクワーク作業は、首周辺の筋・筋膜を緊張させます。



特に、写真の真ん中のような首が前方になることで、胸の前側が圧迫され、背骨や肋骨の動きが悪くなります。


また、斜角筋隙と同様になで肩の女性に多く見られます。




■予防するにはどうすれば・・・



①不良姿勢に気をつける


②胸が開くようにストレッチポールなどを使用する


③PC作業では、肘を締めて身体に近づような姿勢で行う



などに注意することで、予防できます。



■まとめ


いかがだったでしょうか・・・


手のしびれや痛み、むくみに悩む人に多い2つ目の障害「肋鎖間隙」について説明させていただきました。



次号は、腕神経叢が圧迫される3番目の箇所をコラムします。


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