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中央市より来院されました「坐骨神経痛による太ももの痛み」のトリガーポイント鍼灸改善症例
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。
今日は当院に来院されました「坐骨神経痛による太ももの痛み」の症例を報告します。
30代 男性 会社員
中央市より来院されました患者様です。
既往歴:3年前に椎間板ヘルニアと診断。胆のう摘出手術あり。
現病歴:米屋の積み荷作業で常に腰に痛みがある。朝はすぐに起き上がれない。
近くの整骨院で電気治療、マッサージを受けているが、
お尻から太ももにかけての痛みやしびれがなかなか改善しない。
仕事に支障が出るので高校以来の鍼灸院を受診。
所見
1、座って姿勢で両太ももが突っ張り、しびれを感じる。
2、腰を伸ばす動作より前かがみ姿勢の方がつらい
3、自覚症状は腰よりお尻から太もも周辺の筋肉がキツイ。
施術1回目:中殿筋のトリガーポイントに鍼治療を行いました。
鍼を抜いた後、肩甲骨の可動性を整える目的として、広背筋を筋膜リリースし、施術終了。
施術後・・・
患:「太ももの緊張はいくらか調子がいいかも・・」
施術者:「タイムラグがありますので、治療した直後より2~3日後の感覚をまた次回教えてください。」
「まず、短期集中して5回ほどいらしてください。」
施術2回目
問診
患:「調子がすごい良い。太もものしびれは両方あるけど、筋肉の突っ張りが違う。左はそれほど気にならないレベル」
施術部位は初回と同じ。中殿筋前部繊維も筋膜リリースを行いました。
腸骨陵を丁寧に筋膜リリースしました。
施術3回目
問診
患:「筋肉痛のような張りが右臀部にあるが、仕事はできている。仕事終わりに腰の重さはあるが、動ける痛さ」
臀部の緊張が緩んできましたので、胸腰筋膜をリリース。上腕三頭筋から前鋸筋をマッサージ。
肩こりも気になるとのことでしたので、胸鎖乳突筋もリリース。
施術4回目
問診
患:「今週は積み荷作業が多く、しんどい。左ひざに違和感あり」
筋肉の張りは先週と変わらず、増悪傾向はなし。
大腰筋の筋膜調整をメインで施術。
施術5回目
問診
患:「左ひざに違和感があるが、腰痛、しびれもない。」
頸椎のバランスを整え、再度大腰筋の施術を行いました。
常に腰に負担のかかる仕事ですので、メンテナンスが必要と提案しました。
定期ケアというかたちで、1か月後、施術の予約を入れていただきました。
■まとめ■
両脚に症状を有する症例でしたが、比較的早い段階で改善できました。
仕事柄、常に腰に負担がかかる作業がありますので、メンテナンス
が必要です。
引き続き、対応していきます。
カテゴリ:
(あかぬま治療院) 2017年12月 2日 09:44
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山梨県中央市より来院されました「坐骨神経痛」のトリガーポイント鍼灸による症例
こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです♪
今日は症例報告になります。
山梨県中央市より来院されました
「坐骨神経痛」のトリガーポイント鍼灸による症例になります。
60代 男性 無職
症状/既往歴: |
「9月下旬から自宅の剪定を毎日2時間ほどしていた。脚立作業が多く足元が不安定だったが、無理をして連日続けていたら、急に夜中にお尻から太もも、足首と痛みが走り翌朝には足底までビリビリとしびれが出た。 病院に受診し「足底筋膜炎」と診断された。 ただ、最初の痛みの箇所はお尻付近でしたので「足底筋膜炎」ではないと考え当院に来院。 もう一度、評価してほしいと要望あり。 現在、肺がんの治療で抗がん剤治療のため病院に通院している。 |
---|
施術
施術1回目:右足底部の熱感や鈍痛あり。
大腰筋と梨状筋の筋膜リリースと小殿筋トリガーポイントに鍼灸
(歩行の軽快あり)
施術2回目:初回の施術後から翌日には足底部のジリジリ感や熱感は消失。
痛み10➡5(ペインスケール)
自覚症状のエリアは右臀部から太ももにかけてしびれと痛みあり
中殿筋からハムストリングスにかけてマッサージをメインで施術。
施術3回目:ペインスケール10➡3
痛みはかなり良い。しびれ感も少なく熟睡できる。
仙骨と後頭部の調整を行い、CSFの循環を整える。
施術4回目:都内に友人と食事会。電車や歩行にも不安なく活動できる。
痛み10➡1~2(ペインスケール)
頭蓋骨調整(頭頂骨リフト)。大腰筋と腸骨部の筋膜リリース
活動量は上がっている。
施術5回目:気になる痛みやしびれなし。
内臓の調整、仙骨後頭骨への調整施術。
とりあえず、次回は様子を見ていただくことで終了。
考察
抗がん剤投与により免疫機能が低下している患者さまでしたが、疼痛改善が早く
私自身も驚きがありました。
鍼灸の効果を改めて認識させられた症例です。
(あかぬま治療院) 2019年1月22日 11:19
偽ー坐骨神経痛と呼ばれる「小殿筋トリガーポイント」
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。
今日のテーマはこちらです。
偽ー坐骨神経痛と呼ばれる「小殿筋トリガーポイント」についてコラムします。
整形外科や病院で「坐骨神経痛」と診断され、なかなかリハビリテーションや
痛み止め、湿布薬で改善されないケースの症状では、筋・筋膜性疼痛の疑いがあります。
「筋・筋膜性疼痛」とは、痛みを誘発させる原因は筋肉や筋膜と呼ばれる組織に存在する
ということです。
筋・筋膜の組織が、繰り返しの運動や長時間の同一姿勢などで負荷がかかることで
筋膜が過敏化してしまう箇所を「トリガーポイント」と言い、
坐骨神経痛などの症状は、
よくトリガーポイントと間違えられてしまうことがしばしばあります。
特に坐骨神経痛と同じ症状として挙げられる筋・筋膜が
「小殿筋しょうでんきん」です。
小殿筋のトリガーポイントに関連した疼痛は耐えられないほど持続し、
杖がないと歩行ができないくらいの非常に激しい痛みです。
小殿筋は骨盤に付着する箇所で前方と後方に分けられます。
前方部と後方部の筋膜どちらかが悪くなると、特徴的な症状を誘発させます。
まず、前方部が悪くなると・・・
①お尻にかけての痛み
②お尻から太もも外側の痛み
③ふくらはぎから外くるぶしにかけての痛み
などの症状が出やすい傾向があります。
後方部が悪くなると・・・
①お尻にかけての痛みやしびれ感
②お尻から太もも裏(ハムストリングス)の痛みやしびれ
③ふくらはぎから膝裏(膝窩筋)の痛みやしびれ
などの症状が出やすい傾向があります。
小殿筋トリガーポイントは足首より下に痛みやしびれを出すことは、まれですが、
足の甲に痛みやしびれが起きることもあります。
■まとめ■
いかがでしょうか・・・
ご自分の症状と照らし合わせてみてください。
なかなか坐骨神経痛が改善されないケースでは、筋・筋膜性疼痛を疑って
みるのもいいかもしれません!
(あかぬま治療院) 2017年12月23日 23:48
甲府市より来院されました「坐骨神経痛による右すねのしびれ」のトリガーポイント鍼灸改善症例
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。
今日は当院に来院されました「坐骨神経痛による右すねのしびれ」の症例を報告します。
50代 女性 介護職
甲府市より来院されました患者様です。
症状歴:1ヵ月程前から右すねから足甲にしびれ、腰痛あり。
整骨院にて施術を受けているが、しびれがとれない。
肩こり、ひじの痛み、股関節痛もあり。
施術1回目:筋膜整体とトリガーポイント鍼灸を行いました。
バランス検査後、しびれの原因は右手首と判断しました。
右手首
「しびれに関してはタイムラグがありますので・・・」と説明。
腰の動きと肩甲骨は軽くなったとのことで、4日後に予約
施術2回目
問診
患:「腰痛は劇的に変わりました♪マッサージもしてないのに
手首の調整でここまで変化するとは・・・」
「足の甲は、痛みはあるがポイントで気になるレベル」
「坐骨神経痛のようなすねのしびれはほとんどでない」
施術部位は骨盤部と胸椎10番の整体を行いました。
頭板状筋の筋膜リリースをし、首の可動性が左右均等になりましたので、施術終了。
施術3回目
問診
患:「すねのしびれも甲の痛みもない」
「ここ2週間、デスクワークが多かったせいか肩こりが気になる。」
「腰痛も問題なし♪」
横隔膜の動きが悪い印象でしたので、こちらを調整。
右手首を再度調整し、施術終了。
カラダの歪みは安定していましたので、とりあえず1か月経過観察というかたち
で次回の来院を予約されました。
■まとめ■
この患者様の「坐骨神経痛による右すねのしびれ」は、右手首からの影響が強いものでした。
まさか・・・
手首とは・・・
と驚いた印象でしたが、筋膜は全身を包むボディスーツのようなものです。
「すねのしびれ」だから原因は、脚にあると思ってしまいますが、
カラダの全体的に評価することも重要です。
(あかぬま治療院) 2017年12月 2日 09:44
昭和町より来院されました「スポーツによる腰痛」のトリガーポイント鍼灸改善症例
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。
今日は当院に来院されました「スポーツによる腰痛」の症例を報告します。
10代 男性 中学生
昭和町より来院されました患者様です。
症状歴:去年の10月陸上大会で右腰を痛め、整骨院にて電気治療、ストレッチなどで完治。
先月末、県総体で再発。
100メートルほど走るだけで右腰に痛みが走る。
動作痛:日常生活で痛む動作なし。ランニングの際に痛みが出る。
施術1回目:中殿筋のトリガーポイントに鍼灸を行いました。
施術後・・・
患: 「ズーンと響く感じ!」
施術者:「部活でのランニングはストップ。」
「しっかりと休養を入れましょう。」
施術2回目
問診
患:「走っていないから痛みはわからない。鍼治療のだるさは、翌日はありました。でも辛さはない」
施術部位は初回と同じ。中殿筋以外に腰方形筋のトリガーポイントにも鍼灸をしました。
骨盤(腸骨陵)付近の骨際に鍼治療を行いました。
施術3回目
問診
患:「筋肉痛のような張りが右臀部にある。ランニングと筋トレのメニューを少し行っている」
「そう言えば、痛めた時にゴール直後(減速)に股関節にクリック音がした。」
クリック音からバネ股の症状もあると考え、大腿筋膜張筋の筋膜リリースを行う。
【バネ股】
股関節の屈伸の際、大腿筋膜張筋が大転子の突出部を乗り越えるときにクリック音、疼痛を発生する。
広い意味で、股関節の腱鞘炎のようなもの。
自宅で行うストレッチを指導して施術終了。
施術4回目
問診
患:「股関節のクリック音がなくなった」
「80%で走ってみたが痛みはなかった」
顧問の先生より、走りの際にお尻がぶれるような動きがする・・・
との相談があり、脚の上がりを整えるために「大腰筋」の整体をメインで施術。
施術5回目
問診
患:「痛みはなく、問題なく走れる♪」
頸椎の整体、足首の調整で体幹部を安定させる施術にて終了。
■まとめ■
大会後、自己ベスト更新したとの嬉しい報告を頂きました。
また、成長した姿を期待したいと思います。
(あかぬま治療院) 2017年12月 2日 09:44
坐骨神経痛による夜中の痛み
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。
今日は当院に来院されました「坐骨神経痛と夜中の痛み」の症例を報告します。
60代 男性 自営業
北杜市白州より来院されました患者様です。
◎医師より手術の打診がありましたが、回避できました。
既往歴:7年前によく似た症状
現病歴:薪割りで腰に軽い痛みがでて、湿布薬で安静にしていたが悪化。
近くの整形外科で治療を受けていたが症状はさらに炎症し、
長引く痛みに不安が募り、「トリガーポイント療法」を検索し当院を受診。
医師の診断:「脊柱管狭窄症より坐骨神経痛を併発している」
治療:薬、湿布薬、腰患部に赤外線照射
現在のお悩み:夜眠るとき痛みがとれない。にぶい痛みがカラダに堪える。
施術1回目:「痛みが和らぐ姿勢や動きがあるのか・・・」
「夜中の痛みは内臓からのものではないのか・・・」
「寝るときの身体の向きを確認」
以前、大腸のオペをしているとのことで、内臓関連に不安がありましたが検査に行ってるとのことで、
筋・筋膜性疼痛と疑い「トリガーポイント鍼療法」を行いました。
この患者様で疑いが強く感じたのが【小殿筋トリガーポイント】です。
どうしてこの筋肉を疑ったか・・・・
【同じ姿勢が堪える!】との患者様の声から、関節自体を支える役目をする抗重力筋と呼ばれる
筋群が一番悪くなっている疑います。
脊柱管狭窄症からの坐骨神経痛であれば、安静にしていれば軽減しますが、
「同じ姿勢で安静にしているのがつらい」
となると、
違った予測が必要です。
施術後:小殿筋トリガーポイント特有の反応
「発生源認知と呼びます」がいまひとつ感じられなく、
患者様にも説明をしました。
「○○さん、今日はこちらの筋・筋膜を疑い
トリガーポイント療法を行いましたが、鍼自体の反応がいまひとつでした。」
「マッサージツールでの筋膜リリースが気持ち良いとのことですので、
次回も同じプランで4~5回来院してください」
次回の流れと施術方針を承諾していただき3日後に2回目。
2回目:問診
前回の施術後夕方くらいまで、「筋肉痛のようなこわばり」がありましたが、
痛みがスーッとぬけて夜も気になるレベルではなかった。
ただし、土、日ともに夜の痛みがあるが寝れる。
施術:前回と同じ筋にアプローチ。
3~4回目:痛みが10→3に軽減。
「手術が回避できそうです。」と喜びの一言。
施術期間を少し空けてみましょう。と提案。
5回目:夜の痛みなし。薬も飲んでいない。
鍼治療ではなく、身体のバランス整える整体を行いました。
ゆがみの調整ポイントは足首。
白州からの来院でしたので、
「とりあえず様子をみて経過が良くないようでしたら、
連絡して下さい。」
施術終了となりました。
■総括■
手術を回避できたことが、まず一安心でした。
「小殿筋トリガーポイント」はよく坐骨神経痛と間違えてしまうケースがあります。
早めの来院が功を奏した症例でした。
(あかぬま治療院) 2017年11月22日 09:44